概要

詳細仕様については「仕様」を参照してください。

「芯で捉える感覚」を伝えることへの挑戦

ティーショットでドライバーを使うときには「より遠くへ飛ばしたい!」と誰もが思います。ゴルフメーカは競って「飛ぶクラブ」を開発しています。

飛ぶクラブも必要ですが・・・

「もっとも効率良く芯で打つ」、この感覚がより重要なのではないでしょうか!?

私たちは、「芯を捉える感覚」を科学的にアプローチし、ゴルファーに伝えることができる製品の開発に挑戦してきました。目指したものは、以下の条件を満たすクラブです。

打てば打点位置とスイングが分かる。

自分の傾向や癖が分かる。

競技用クラブと同じ。

SmartShotの革新技術

今回、世界で初めてフェースの打点位置を検知できるセンサを開発しました。この技術は、日本はもとより世界各国で特許権を取得しています。

センサなどを全てクラブに内蔵しました。外観は全く通常のクラブと変わりません。

単に内蔵しただけではありません。重量やバランスも最近の競技用クラブと同じです。

このクラブにはスイッチがありません。スイングしさえすれば、自動的にセンサが働き結果を携帯端末に送信します。

クラブ設計にも最新技術を採用しています。ヘッドはよりボリューム感のある設計をしています。また、重心を浅くすることで低スピンの弾道を生み出します。

フェースは、独自設計で高反発エリアを拡大すると共に、ミスヒット時の飛距離ロスを減少しています。

携帯端末には、スマートフォンとiPhone及びandroidタブレットを使えるようにしました。図やグラフで結果を表示します。

こうして完成したのが、携帯端末とコラボするドライバークラブ「SmartShot」なのです。

ゴルフライフが変わる!

練習場やゴルフ場でのデータが、データログとしてずっと残ってくれるのです。

ご自宅でゆっくり見たり、仲間とのゴルフ談義の主役になったり、ゴーチと練習方法を検討したり、SmartShotは新しいゴルフの楽しさを生み出します。

SmartShotの機能

打点検知機能

スイングを自動的に検知

SmartShotにはスイッチがありません。スイングしさえすれば、センサが自動的に働いて、検知データを携帯端末に送ります。打つ度にスイッチ操作したり、スイッチを入れ忘れることもないのです。

打点位置を検知

ボールをヒットした位置を検知して、携帯端末の画面に表示します。

打点位置(ボール表示)

打点位置(ポイント表示)

打点領域が分かる

フェースは、「芯」(青色)と「スイートスポット」(緑色)と「周辺」の3つの領域に分けています。画面を見れば、どの領域に当たったかが分かります。音の設定をしておけば、領域に応じて異なった音やメロディーを出すこともできます。

ヘッドスピードと飛距離を表示

ヘッドスピードがm/sで表示されます。推定飛距離はYardで表示されます。

評価点を表示

打点位置とヘッドスピードから、打撃を5段階評価して表示します。

スイング検知機能

フェースターンを検知

フェースターンの開始のタイミングを図で表示します。

また、ターンの過程を曲線グラフでも表示します。開始タイミングやターンの速さ、打撃時のフェースの向きなどが適切かどうかが分かります。上級者との比較もできます。

フェースターン開始

フェースターン曲線

ヘッドスピードとヒットスピードを表示

打撃時点でスピードが落ちてしまうことがよくあります。ヘッドスピードはスイング時の最高スピード、ヒットスピードは打撃時のスピードです。この違いが数値で表示されます。

ヘッドスピードの変化をグラフで見ることもできます。上級者との比較もできます。

ヘッドスピード・ヒットスピード

スピード曲線

3軸ピークを検知

3軸とは、フェースに直角な方向(フェース軸)とシャフト中心方向(シャフト軸)とヒール方向(ヒール軸)を3軸と言います。

この3軸のピーク位置が全て打撃のタイミングと同じになれば、スイング力が最も大きくボールに伝わり遠くへ飛びます。

この3軸のそれぞれのピークのタイミングを表示します。

また、それぞれの軸の曲線を表示します。

3軸ピーク位置

3軸曲線

素振りも検知

素振りでもスイングを検知して表示します(打点に関係するデータは表示されません)。

データ保存機能

データを自動保存

打撃データは自動的に保存されます。再表示する場合はカレンダーで日を指定します。その日のデータ一覧から見たいデータを選択できます。

データカレンダー

データリスト

一日分をまとめて見る

一日分のデータをまとめて表示できます。打点位置の分布や平均のスピードやタイミングのバラツキなどを知ることができるので、自分の傾向が分かります。

打点位置分布

打点位置の割合

フェースターン開始のバラツキ

比較データを登録

グラフ表示で上級者のスイングと比較できます。出荷時には、プロのデータを比較用に登録していますが、これを自分のベストデータなどに変更できます。

各種便利機能

ホール番号を付けてコースデータを保存

コースを設定して、データにホール番号を付けることができます。

打撃した場所とボール落下点を記録

携帯端末のGPS機能を「ON」にしておけば、打撃場所がデータと共に保存されます。コースでは、コースマップにティーショット位置が保存されます。ボールの落下点で画面にダブルタップすると、ボールの落下地点も打撃データと共に保存できます。ボールの飛んだ方向と距離を特定することができます。

メモを添付

練習では「トレーニングメモ帳」、コースでは「コースプレイメモ帳」を用意しています。打撃データに自分のメモやコーチのコメントなどを記入してデータに添付できます。

ホール番号の選択

ティーショット位置と落下地点

コースプレイメモ帳

仕様

ドライバー

Bluetooth(Ver.3.0)内蔵
単4電池1本を使用

(※) 電池を装着後の重量とバランス

ヘッド

シャフト

グリップ

ヘッドカバー

使用環境

(※1) 使用電池及び使用状況により変わります。
(※2) 周辺の電磁的環境により異なる場合があります。

携帯端末

修理について

グリップ交換

• グリップは専用のグリップのみご利用になれます。市販のグリップはご利用できません。
• グリップ交換をご自身で行うと故障するおそれがあります。
  グリップを交換する場合は、必ず発売元にご連絡ください。有償で承ります。
  合計3,000円(税別)　内訳(グリップ代金:2,500円 + 交換工賃500円)
  ※お客様から工場への送料はお客様ご負担、工場からお客様への送料は弊社負担とさせていただきます。

使用上のご注意

• 本製品を公式競技で使用しないでください。ゴルフ規則14-3に抵触し、失格となります。

レビュー

このゴルフクラブの開発は、「打点がわかるクラブができないかなぁ・・・」という呟きから始まりました。

打点を検知する方法は世界中で研究されてきましたが、未だ実用的なものは世の中にありませんでした。

私たちは、可能性を信じて多くの試行錯誤を繰り返していきました。

最初に試作したクラブは500gもありました。ボールを打つとすぐにセンサが破壊されました。

永い研究の末、打撃衝撃に耐える超小型軽量の打点センサの開発に成功しました。

そこからは一気に商品開発が進みました。スイングも分かるようにしたい・・スマホで結果が見れたらもっといい・・という要望も叶えるようになりました。そして、やっと夢の商品が完成しました。それがスマートドライバー、愛称は「スマドラ」です。
(開発主任　岩橋正義[工学博士])

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